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“良くない土地”の処方箋

共有土地はどうしたら?

相続等で兄弟間共有名義不動産は意外と多いです。
共有名義の土地は、売るにしても、建物を建てるにしても、共有者全員の同意が必要になります。
全員の足並みがと整わず永らく放置状態な不動産も少なくありません。
共有土地で立地に優れ、地積も確保できるような付加価値の高い土地であれば、土地を信託して事業化をすることで土地収益を持ち分に応じ収益分配することも考えられます。

事業化が難しい不動産は、接道種類や道路条件にもよりますが、早い目に共有物の分割協議をされて持ち分に応じた土地に分割のうえ所有にしておく方がいいです。
放置することでさらに二次相続、三次相続と発生するとさらに権利・義務が複雑になります。
不動産を共有にて保有することは限りなく避け、協議のうえ持ち分を金銭対価におきかえ交換差金を支払ってでも単独所有にしておくほか、ほかに収益運用財産などもあるでしたら法人を設立し移転させ法人にて財産運用をし得られる果実収益を分配する・・・も選択肢のひとつです。